Javaコードをカリカリッと書き上げたは良いものの…エラーのマークが付いたまま。。
一体何が悪いんだ!?
いくらチェックしても何が悪いのかさっぱりわからない…
あー、もう嫌!!!
きっと今のあなたはそう感じておられるかもしれませんね。
でも大丈夫です。誰もがそのような経験をしてきましたし、全てのプログラマーがサポートをしてもらいながら乗り越えてきました。
このページでは、初心者がハマりがちなJavaエラーの原因と解決策についてご紹介しますので参考にどうぞ^^
小文字と大文字の使い分け
エラーが起こる代表的な原因の一つは、ダブルクオーテーションが大文字になっているケースです。

始めたての頃はコードを打つだけでもしんどいというのに、形が一緒のチョンチョン(ダブルクオーテーション)が大文字になるだけでエラーが出てしまうという悲しい現実があります。
他人のコードをコピーして貼り付けると、こうしたエラーに遭遇しがちかもしれませんねw
大文字と小文字の違いだけでエラーになってしまうため、当然同じスペルにしても「C」と「c」では扱いが異なり、それだけで違う変数や文章と認識されてしまいます。
セミコロンが抜けている

こちらもプロであれ初心者であれ、見落としてしまう可能性のあるものですね。
「セミコロン(;)は全ての文末に付けるもの」と頭では理解してきたつもりでも、ついつい気を許すと忘れがち。
ちなみに、エクリプスを使用している場合、赤線の箇所にカーソルをあわせるとエラーのヒントが出るので便利ですよ^^

「構文エラーがあります。」「”;”セミコロンを挿入」すれば大丈夫!と教えてくれているのがわかりますよね^^
波括弧(中かっこ)の数が適切でない
波括弧はメソッドの数が増えてくるとズレてきやすいです。
Javaを習いたての頃は、波括弧がどうしてあるのかフワッとしたままコードを書いちゃってる人が大半かもしれませんね。
ここでちょっとしたテストですが、以下のケースだと、どうしてエラーが出るかわかるでしょうか?

そうですね。クラスの終わりに対応する波括弧が一つ足りないからです。
なので、以下のようにもう一つ書いてあげるとエラーは消えます。

もちろん、逆も然り、波括弧の数が余計に多すぎてもエラーは出ますので、ちゃんとふさわしい数で成り立っているか?がエラーを解決するポイントになります。
もし、イマイチ波括弧{}の意味 & 正しい書き方がわからないという状況でしたら、リンク先の記事を参考にしてみてくださいね^^
Javaのコードを書くときに必ず出てくるセミコロンと波括弧(※中括弧とも言います)。 とにかく習いたての頃は、 一体どういうときに書くんだ?(¯―¯٥)セミコロンか波かっこ…どっち書くべきかよくわからん(T_T) こうい[…]
インポート文が抜けている
他のパッケージにある別のクラスを利用するときは、インポート(Import)文を書く場面が出てきます。
例えば、カレンダーやスキャン機能を持ったクラスですね。
初心者はこの時、見様見真似でただ
Scanner scanner = new Scanner(System.in);
こういったScannerクラスのインスタンスを作成する1文を書いてお終いにするケースが目立ちます。
でも本当はクラス名のある行の前(package文より後)の所に
import java.util.Scanner;
こういったImport文を書かなくてはいけません。

ちなみに、このImport文に関しても、エクリプスを使用しているなら赤線にカーソルを合わせるとImport文を作成するべきかどうかのヒントが出てきますので、エラーを簡単に解決できるようになります。
Javaに取り組んでいる最中に「Scannerを型に解決できません」のエラーが出たときはついつい焦りますよね。 一体どうしたら解決できるのか、途方にくれてしまい30分、1時間と迷子になる初学者は少なくありません。 […]
ドット(.)とコンマ(カンマ,)の混合
最後にお伝えするエラー原因がドットとカンマを間違えて入力しているパターン。
まあ、似ているので、しょうがないですよねw
こちらも毎回気をつけて書き、ちゃんとチェックすれば問題ありません◎
エラー原因が見つからない場合は周りの人にチェックしてもらいましょう
大抵のエラーはしょうもない小さな事が原因である場合がほとんどです。
でも人はどうしても思い込みや主観が影響してエラーが見つけられずにハマってしまうことがあります。
15分くらいあの手この手と探してググって見ても何が悪いのかわからない場合は、すぐ周りの同僚や友達にサポートしてもらうのが一番です◎
エラー探しだけで2,3時間も浪費していたら作業効率が悪く、仕事する意欲も削がれてしまっては本末転倒ですからね。
特に始めたての頃はエラーで悩むことが多いと思いますが、Javaを生涯のお仕事にするためにも、トラブルと上手に付き合っていく姿勢はとても大切になってきます^^
楽しんでマスターできるよう、ぜひこれからも頑張っていきましょう^^