Javaのイコール(=)演算子は「代入」という意味で使うのが基本!

  • 2021年7月8日
  • 2021年7月10日
  • Java

Java・PHP・Python等のプログラミング言語で使用するイコール( = )演算子は、「代入する」もしくは「格納する」という意味で使用します。

例えば、Javaプログラムの中で「左辺 = 右辺」と書いてある場合、それは「左辺という入れ物の中に右辺の値を代入する」という意味です。( ※具体例は後述 )

学校の算数で習ってきた「左辺と右辺が同じ・等しい」という意味ではないので注意が必要です。

ただ、厳密に言うと、プログラミング言語内でイコール( = )を使用した書き方は1種類だけでなく、他にもいろんなイコールが存在し、意味も変わりますから、アレンジした形態のものはちょっとづつ慣れていく感じで問題ありません。

そのため、初学者はまず上記で示した「代入する」という意味でのイコールをマスターすることから始めるのがオススメです◎

このページでは、具体的なプログラムを例にして、最もポピュラーで一番頻繁に使用されるイコール( = )の使い方について解説します。

Javaプログラムでのイコール( = )を使ったプログラムの書き方

ではイコールの意味とその使い方をマスターするために具体例を上げて考えてみましょう。

① String car = "BMW";

この①は、文字列を専門に扱うString型のcarという名前の入れ物の中に”BMW”という文字のデータを代入するという宣言文です。

前述したとおり、「carとBMWは同じ」という意味ではないので注意してくださいね。

このように書くことでcarという器の中に”BMW”というデータを格納したわけです。

なので、仮に次の②の段階でprint文の命令機能を実装して、

② System.out.print(car);

と書いた場合、画面に表示されるのは…当然の如く

③ 実行結果イメージ:BMW

となります。carの中には”BMW”という値が入っているからですね。

一応、実際にプログラムを書いて実行した画面も載せておきますね。↓

イコール演算子で変数に値を代入する例

大体イメージがつきましたでしょうか?

改めて、一連の流れを追ってみますと、

  1. String car = “BMW”;         //carという器に”BMW”というデータを代入する
  2. System.out.print(car);      //carに入っている中身を出力する
  3. 実行結果イメージ:BMW   //文字列の値”BMW”が表示される

はい。これでイコール( = )演算子がJavaのコードでどのような役割を担っているか、はっきりと理解できたんじゃないかと思います。

「代入する」、もしくは「格納する」といった役割で使用されているわけですね◎

そしてこれはなにもJava言語に限らず、PHPであれPythonであれ、大体のどのプログラミング言語でも共通した使い方であることを覚えておきましょう^^

「等しい」意味の演算子は「==」ダブルイコールで書く

じゃあ、数学で習ってきた「等しい」「同じ」という意味でプログラムを実装したい場合はどうするの?と疑問に思うのは自然な流れですよね。

最後にこの点についてもさらっと触れておきましょう。

「等しい」の書き方は、すでに上の見出しで答えを示したとおりですが、イコールではなく、2つのイコールにすることで「左辺と右辺は同じものなんだよ」とコンピュータに伝えることができます。

例えば、仮に「a」という名前の入れ物と「b」という名前の入れ物があったとして、両者の中身は同じであることをコンピュータに伝えたい場合は以下のように書きます。

a == b;

はい、超簡単ですよねw

でも、もし うっかり算数のイメージのまま…

a = b;

とイコールを一つだけ書いた場合は、「aとbは等しい」という意味ではなく、前述したとおりの「代入する」という命令になるため、「aという器の中に、bの中身を代入する」というプログラムになります。

理解したつもりでいても、最初の頃はうっかりしてイコールの数を正しく入力せずにプログラム結果がズレてしまう…なんてことはしょっちゅうありますから、たとえあなたが同じミスを犯したとしても気を落とさないでくださいね^^

継続しさえすれば、次第に当たり前のように使い分けができるようになりますよ◎

プログラミング言語のイコール( = )はシンプルなのに奥が深い

このページではイコールとダブルイコールについて解説してきましたが、プログラミングの世界ではこの他にも3つのイコール( === )のトリプルイコールなんていう使い方もありますし、「イコール + 別の記号」で形成させるちょっと複雑な書き方なども存在します。

あらかじめ、そう知らされるとうんざりしちゃうかもしれませんがw、一度に全てを理解しようとせず、焦らずにその都度必要になった段階でマスターしていくようにすれば大丈夫です!

今回は、プログラミングで一番多い頻度で使われるイコール( = )の意味と書き方について解説しました。

ただ、もし万が一、「この説明だけではようわからん…」という場合には、ぜひ遠慮せずお問い合わせのほうからご連絡いただければと思います。

「○○について、こう思っているんですが、本当に正しいですか?」なんていう認識のすり合わせでもウエルカムです!

気持ちよくプログラミングを勉強していけるよう、一緒に頑張っていきましょう^^

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