MACのパソコンでPHPに取り組んでいる学習者はApache搭載のMAMPなどで実行結果を表示していることが多いかもしれませんね。
でも実は、MAMPを使わなくてもMACにあるターミナルという便利ツールを使えば簡単に実行結果を見れるのはご存知でしたか?
ターミナルでPHPファイルを表示する方法は、
- ターミナルを開いて、
- cd /ディレクトリ名(フォルダ名)を入力してエンターキーを押す
たったこれだけです◎
慣れるとMAMPを起動するよりもサクッと表示できるため、非常に実用的なやり方になります。
詳しい手順については本編で具体的に解説しますので、画像を参考にしながら試してみてくださいね^^
手順1:ターミナルを開く
まずは黒い画面が目印のターミナル本体を開きましょう。
おそらく、設定を変えていないならデスクトップ最下部のバーにあると思います。

ないようならLaunchpadを開いて、

「その他」で括られているフォルダ内に収納されているはずです。

それでもなければLaunchpad内を隅々まで探しましょうw
手順2:ディレクトリ間の移動コマンドとphpファイル名を入力する
無事にターミナルを開きましたら、まず3文字だけコードを打ち込みます。
cd /
↑ これです。
操作したいフォルダやファイルに移動したいときに使うおまじないみたいなものです。
ここで注意していただきたいのは、cdの後に半角スペースを入れてからスラッシュを打ち込むことです。

そうしましたら、あとは順番に表示させたい当該ファイルまでのディレクトリ名(フォルダ名)を入力していくだけです。
例えば、開きたいファイルが、アプリケーション→MAMPフォルダ→htdocsフォルダ→phpフォルダ→testフォルダの中に収納されていたとしますね。
ここまで深い階層はあまりないかと思いますが、当該ファイルまでを一通り開き概観してみると、以下のようにファイルが置いてある場所がわかりやすいかと思います。

この順番でスラッシュを挟みながら各フォルダ名を入力していきます。

こんな感じですね。↑
ここまで来たらもうこっちのもんです^^最後の仕上げとして、
php 当該ファイル名.php
このように入力すればOK!
今回は例として、 hello.php という名前が付いたファイルを表示してみますね。

このように php + スペース + 当該ファイル名を入力後、最後にエンターを押下しますと…

はい!このようにphpファイル内に書かれていた情報がちゃんと表示できました◎
もちろん、複雑なコードでもちゃんと適正に書いてあれば何でも表示可能ですよ。

はい。なんでもござれです^^
今回は階層深くにファイルをしまってあったので、なんだか面倒くさいと感じた方もおられたかもしれませんが、チロっとフォルダ名を入力すれば表示できてしまえるのが普通です。
慣れると超簡単なんですね◎
なので、是非あなたも何度か練習をしてみてくださいね。
ちなみにですが、コマンド入力の途中で失敗したり、ターミナルをリセットしたい時は、改めて cd + enter と入力すれば最初の初期状態に戻れますから、何度でもトライしてマスターして欲しいです^^
もしつまづいてよくわからなくなってしまったら、お問い合わせよりご連絡いただければサポートもできますので…是非あきらめずに頑張ってくださいね^^