<a>タグと一緒に書く属性「href=””」の中に「./(ドッド1個）」や「../(ドットが2個)」付いているときがありますが、ドットの数は指定した遷移先ファイルの位置を表しています。
例えば、「1-2」フォルダに格納した「reidai.php」を移動先URLとして指定し、出発元のファイルに「href=”./1-2/reidai.php”」と書いたら、これは出発元から見て移動先の「reidai.php」ファイルが同じ階層(同じフォルダ内)にあることを示しています。
出発元のファイルが「1-3」フォルダにあり、「1-2」フォルダの中にある「reidai.php」へ移動させたい場合は、一つ上の階層にあるため、ドットを1個増やして「href=”../1-2/reidai.php”」と書く感じです。
なんとなく意味や違いがわかりましたでしょうか？
本論では、もう少し噛み砕いて解説していきたいと思います＾＾
<a href=”./~”>の「a」や「href」って何？…から考えてみる
<a>タグの「a」は、そもそも英語のAnchor(アンカー)の頭文字から取られた略称ですが、日本語に直すと「錨(いかり)」とか「固定する」とか「据え付ける」といった意味合いを持ちます。
なので、この<a>タグを使うと、ページを移動させたい時のURLリンクの出発点・到達点を固定できるんだ、というイメージを持てばよろしいかと思います。
そして<a>タグの中に書き込める「href=””」は、主に到達点(遷移先のURLリンク)を指定します。
なので、冒頭でご紹介したように「＜a href=”./1-2/reidai.php”></a>」と書くと、これは「1-2フォルダに置いてあるreidai.phpに移動(到着)するよ！」と定義していることになるわけですね＾＾
ドットを入れる意味
以上を踏まえたうえで、最後にもう一度「href=”./1-2/reidai.php”」の中の「.(ドット)」に注目してみると、、、いかがでしょうか？
「あ～、移動先のURLを決めるためには、ファイルの場所も正確に示さなくちゃいけないんだな＾＾」といった感覚が更に持ちやすくなるんじゃないでしょうか。
「./」とドットが一つの場合は同じ階層にあるファイルを指定でき、「../」とドットが二つの場合は一つ上の階層にあるファイルを指定するときに書くべきものと覚えておきましょう＾＾
まとめ
わかってしまえば、なんてことはなかったと思います＾＾
簡単な仕組みなので、内容も単純ですねw
実は他にも「簡単そうなんだけど、今のところちょっとフワッとしている」ような箇所がまだありましたら、引き続きご遠慮なく質問いただければ嬉しいです＾＾
これからも一緒にプログラミングを極めて行きましょう！